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宅配ピザ 10.4(テン.フォー)FCのクチコミや評判|運営会社の株式会社テンフォーとは?

ピザテン.フォー は、独自路線により、全国に根強いファンをもつ宅配ピザチェーンです。

北海道の函館市で生まれ、多くの店舗が北海道内にあることから、北海道を代表する飲食店としても知られています。

そしてピザテン.フォーは、全国的にフランチャイズ加盟店を募集しているので、条件さえ合えばオーナーになることが可能です。

宅配ピザといえば、ドミノピザ・ピザーラ・ピザハットの大手3社がしのぎを削っており、知名度・店舗数の面でほかを圧倒しています。ピザテン.フォーの店舗数は、現在業界5位です。

熱心なファンの方を除けば、あえて大手ではなくあえてピザテン.フォーに加盟をするメリットがどのようなものなのか疑問に思われることでしょう。

あるいは、さらに具体的にピザテン.フォーに加盟したときの勝算を考えられているかもしれません。

この記事では、ピザテン.フォーに興味をおもちの方に対して以下の点をご紹介します。

  • 宅配ピザ 10.4(テン.フォー)の概要
  • 宅配ピザ 10.4(テン.フォー)のメリット・特徴
  • ピザ業界やピザテン.フォーの将来性

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もくじ

宅配ピザ 10.4(テン.フォー)の基本情報

引用元:https://www.tenfour.co.jp/
スクロールできます
店舗名宅配ピザ 10.4(テン.フォー)
運営会社株式会社テンフォー
店舗数86店
創業1988年10月4日
※1号店オープン
設立1990月1月17日
※当時は前身の株式会社オーディンフーズ
資本金1,000万円
従業員数939名
※パート・アルバイトを含む/2021年7月時点
本社〒042-0942 北海道函館市柏木町24番19号

ピザテンフォーを直営・フランチャイズにて運営する株式会社テンフォーについてご紹介します。

株式会社テンフォーとは?

株式会社テンフォーは、北海道函館市に本社を構える宅配ピザ店の運営事業者です。

もともとは、宅配ピザの1号店が1988年10月4日にオープンし、前身である株式会社オーディンフーズが1990年に設立されました。

なお、屋号の「テンフォー」は、1号店のオープン日である「10月4日」に由来しています。

その後、事業の多角化を試みた時期もありましたが、現在は株式会社焼肉坂井ホールディングスの傘下企業として宅配ピザ店の運営に専念しています。

宅配ピザ業界は、外資企業のブランドも少なくありませんが、株式会社ピザテン.フォーは完全日本国内企業です。

宅配ピザ 10.4(テン.フォー)フランチャイズの特徴や強み

強み

ピザテン.フォーに加盟する際に、絶対に押さえておかなくてはならないのは特徴と強みです。

宅配ピザ業界は特に大手企業の存在感が強く、市場を強くけん引しているため差別化できないことには業界内で生き残るのは困難だからです。

フランチャイズ加盟店オーナーの場合は、加入後に初期投資費用が回収できなかったり、利益が上がらずに毎月赤字担ってしまったりするなど、生活を脅かす問題にも発展しかねません。

この章では、ピザテン.フォーならではの特徴・強みをご紹介します。

競合店とは一線を画すオリジナルメニュー

引用元:https://www.tenfour.co.jp/

ピザテン.フォーのメニューはかなり特徴的です。

本部が「他店のマネをしない」ことをポリシーとして掲げていますが、その方針が単なるキャッチコピーでないことはメニューを見れば明らかです。

そのメニューの特徴を一言でいえば「日本風」です。
例えば、人気メニューの「北海道カントリー男爵(ショウユソース)」ではジャーマンポテト・たっぷりのチーズ・ツナにオリジナルの醤油ソースをかけて、焼き上げます。

具材・ソース・ピザ生地のどれもが大手3社のメニューとは全く異なるものです。
それでも、ただ奇をてらったメニューではありません。

日本の企業が日本人に向けて商品開発をしているので、むしろ老若男女が安心して食べ得られる味に仕上がっています。

また、グラタンやドリアのメニューが充実していることもピザテン.フォーの特徴です。

飲食店がファンに支持されるには、やはりメニューのおいしさは欠かせません。

ピザテン.フォーは、これらのオリジナルメニューによって1988年から20年以上も活躍しているという実績があります。

最低2人から営業可能

ピザテン.フォーは、可能な限りオペレーションを簡素化することに成功しています。

通常、宅配ピザ店を運営する場合は少なくとも調理スタッフ3~4名と配送スタッフ1名の人員が必要です。

しかし、ピザテン.フォーでは調理の全工程と注文の受注が1人ですべて対応できます。

したがって、最小限の場合は店内スタッフ1名+配送スタッフ1名の合計2名で運営可能です。

少人数で運営可能であることは、以下の3つのメリットにもつながります。

  • 利益率が高まる
    人件費を抑えられるため、低価格で販売をしても十分に利益が得られます。
    また、採算分岐点が低くなるため、人数の少ない商圏にも出店しやすくなります。
  • 価格に反映できる
    ピザを競合店よりも安く提供できます。
    価格を単純比較すると、大手3社よりも商品の販売価格が安く設定されています。
  • 人材不足のリスクを回避しやすい

フランチャイズ店運営の際に陥りやすいリスクの1つが人材難です。

特に地方都市ではアルバイトを募集しても集まらないことが多々あります。
そのハードルは、必要人員が多ければ多いほど高くなります。

ピザテン.フォーでは必要人員が少ないため、人員が集まらなくて苦労したり採用のためにコストや時間が取られるリスクは少ないでしょう。

少人数で店舗を運営できるということは、特に飲食店運営の実績が少ない方や未経験者の方にとっては大きなメリットです。

開業資金が競合店より安い

ピザテン.フォーは、開業資金に関しても競合店よりも安く開業することが可能です。

一般的に、大手宅配ピザフランチャイズ店で加盟店としてオープンする場合には1店舗3,000万円程度の費用がかかります。

しかし、ピザテン.フォーでは1,400万円程度+物件取得費などのみでオープン可能です。

簡単に内訳を紹介します。

スクロールできます
加盟金 150万円                      
保証金 100万円
店舗の内外装費+備品 1,000万円
諸費用
(広告費・制服代・本部への応援依頼費用など )
100万円

また、プラスアルファで発生する費用の目安は、以下のとおりです。

  • 物件取得費:賃料約10か月分
  • 家賃
  • 配送用車両購入代
  • 駐車場費用
  • 採用費用
  • 各種保険費用など

これらの合計金額は店舗の広さや立地などに影響しますが、トータル2,000万円程度には抑えられるでしょう。

具体的にどの程度の費用がかかるのかを知るためには、物件調査を並行しながら説明会などでより詳しく情報を入手する必要があります。

ただし、傾向としては競合店よりも初期費用をかなり抑えられるでしょう。

直営店の割合が多い

ピザテン.フォーは、現在運営中の店舗の店舗の多くが直営店です。

ピザテン.フォーが北海道でのブランディングに成功しているのは、直営店の成功によるものでしょう。

逆にいえば、そのほかの地域でのブランディングやフランチャイズの運用には課題があるかもしれません。

しかし課題さえはっきりさせて加盟すれば、それをふまえて集客することも可能です。

ピザテン.フォーが北海道で発揮してきたノウハウや商品力を活用できるため、一からブランドを立ち上げるよりもはるかに容易です。

また、フランチャイズ本部のなかには店舗の収益などを重要視せず、加盟店募集時の加盟金を収入源としている本部もあります。

長年にわたり直営店の運営努力を続けているピザテン.フォーの場合は、成功に向けて加盟店と本部が一緒に協力し合える関係を築けるでしょう。

宅配ピザ 10.4(テン.フォー)フランチャイズの弱みはあるのか?

弱み

ピザテン.フォーへの加盟検討をする際には、弱みを理解することも大切です。

この章では、ピザテン.フォーならではの弱みになり得る部分をご紹介します。

店舗が縮小傾向

ピザテン.フォーは、2021年時点では業界の5番手に位置しています。

ピザテン.フォーは最も店舗数が多い時期には約200の店舗数が存在しました。
しかし、現状は90以下の店舗数まで減少しています。

店舗数減少の要因は、2011年の東日本大震災です。
震災の影響により急激に客足が減少し、収益にも大きな影響がありました。

これらのほかに、原材料や人件費の高騰、かつての過剰な先行投資などの要因も重なり、2017年には民事再生法を申請する事態に陥っています。

その後、株式会社焼肉坂井ホールディングスの傘下に入り立て直しを図っているものの、2021年時点ではまだ劇的な改善は見られていない状況です。

競争がますます激化

食品デリバリーの業界は、近年ますます競争が激化しています。

いくつかの項目別に、ピザテン.フォーにとってのリスクとなり得る要因をチェックしていきましょう。

競合他社の出店攻勢

大手3社や4番手のナポリの釜などは、出店攻勢を強めています。

最も極端な例として、ドミノピザの北海道への出店攻勢が挙げられます。

国内店舗数トップを誇るドミノピザですが、北海道エリアに関しては2010年の撤退以降は店舗のない状態が続いていました。その理由の一つに、ピザテン.フォーを含めた既存店が確かなブランドをエリアで築いていたことが挙げられます。

しかし、2021年になってドミノピザはふたたび北海道への出店を再開しました。

しかも、札幌7店舗・函館3店舗を同時期にオープンさせるなど、シェアを固めるために一気に攻勢をかけている状況です。

ほかの業態のデリバリーへの参入

感染症対策により店舗を通常営業できないことや、Uber EATSなどによるデリバリーサービスの整備などにより、多くの飲食店がデリバリーの市場に参入しています。

したがって、従来とは異なり宅配ピザ店以外の店舗も競合店として考えなくてはなりません。

継続的に拡大している宅配ピザの市場でシェアを保つためには、地域での地道な広告・営業努力が不可欠です。

独自の味に好みがわかれる

ピザテン.フォーのテイストの独自路線が、逆効果につながる可能性もあります。

日本のピザの市場を切り開いてきたのはドミノ・ピザやピザハットなどの外資のピザチェーンということもあり、多くの消費者にとってはそもそも日本風のピザより、欧米からやってきたピザのほうがなじみ深いケースも少なくありません。

大手3社の中でピザーラのみ純国内資本の企業ですが、もともとピザーラはドミノピザへのフランチャイズ加盟が認められなかった創業者が立ち上げたブランドであるため、ピザテン.フォーほど独自路線を強調していません。

北海道のようにブランディングに成功している地域では大きな問題になりませんが、競合店優勢の地域ではどのようにピザテン.フォーの認知を高め、好印象を抱いてもらうかが重要な争点になります。

宅配ピザ 10.4(テン.フォー)フランチャイズユーザーの評判・クチコミ

ユーザー口コミ

 ピザテン.フォーの魅力やメリットについて知るためには、消費者の評判・クチコミも重要です。

この章では、インターネット上での評判・クチコミをご紹介します。

ピザテン.フォーは、コストパフォーマンスの高さもよく話題になります。

ボリューム感・おいしさ・価格の安さなどが消費者から高く評価されています。

ピザ以外のドリアやグラタンなどのメニューも人気があります。

ピザテン.フォーに関するクチコミの多くが北海道の方によって投稿されています。

ブランドが登場してからの期間が長くなり、子どもの頃からピザテン.フォーに慣れ親しんでいるというクチコミも多数ありました。

上記のように、インターネット上での評判は好意的なものが目立ちました。

宅配ピザ 10.4(テン.フォー)フランチャイズの将来性

ピザテン.フォーは、強みと弱みが明確なブランドです。

北海道におけるブランド力の高さという大きな強みがある一方で、北海道以外での認知度やファンの獲得には課題が残っています。

ブランド全体の流れとしては2010年代以降、ピザテン.フォーにとっては厳しい状況が続いていたことは間違いありません。

市場拡大の状況下で店舗数が縮小したことは、ブランドにとっては非常に厳しい事実です。

だからこそ、株式会社焼肉坂井ホールディングスの傘下に入ったという点は、非常に期待できる要因です。

株式会社焼肉坂井ホールディングスは、焼き肉・海鮮・居酒屋・ファミリーレストランなどさまざまな業態の飲食店の展開に成功している大手企業です。

北海道での圧倒的なブランド力をこれまでうまく活用できていなかった印象のあるピザテン.フォーですが、ブランド力の活用法によってはほかの地域でも影響力を高められる可能性は十分にあります。

したがって、全国規模での広告や地道な営業活動の成否にピザテン.フォーの将来がかかっているといえるでしょう。

各加盟店が、商圏エリアにおいて地道な営業活動を続けることと、本部がこれまで以上に強いリーダーシップを発揮していくことの2点がうまくかみ合えば、ピザテン.フォーは将来的にも大きく活躍が期待されるのではないでしょうか。

まとめ

ピザテン.フォーは、北海道函館発祥の日本オリジナルを強く打ち出している宅配ピザチェーンです。

開業から30年以上が経過した2021年においても多くの店舗が北海道に集中していますが、今後ふたたび成長の軌道を描く可能性も十分にあります。その根拠は、以下の点です。

  • 焼肉坂井ホールディングスの傘下に入り、経営や店舗展開にメスが入る可能性があること
  • 食品のデリバリーが国内で非常に伸びていること
  • 商品やブランドのイメージが非常に高いこと

これら要因をフランチャイズ加盟店としてうまく活用できるか否かは、加盟店と本部との考え方や方針のビジョンにもよります。

興味のある方は、フランチャイズ加盟説明会にて詳しい情報を収集されてみてはいかがでしょうか?

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