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お好み焼き「くう」FCのクチコミや評判|運営会社の株式会社db-directとは?

お好み焼きやたこ焼きは、もはや「大阪名物」というよりは全国区の国民食ですが、それでも本場発祥のブランドにはブランド力・集客力があります。

お好み焼き「くう」は、大阪のミナミエリアである心斎橋にて2009年に生まれたブランドです。

競合店がひしめく心斎橋にてそのおいしさを評価されており、特にたこ焼きは日本コナモン協会から全国1位として表彰されたこともあります。

フランチャイズ加盟店の立場で考えるとお好み焼きやたこ焼きなどの食品は、原価率が安いことや味を再現しやすいことなど、とてもチャンスのある分野です。

お好み焼き「くう」はフランチャイズ募集をしているので、加盟店として参加したい方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この記事では、お好み焼き「くう」に興味をおもちの方に以下の情報を解説します。

  • お好み焼き「くう」の概要
  • お好み焼き「くう」の特徴・メリット
  • お好み焼き「くう」の将来性

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もくじ

お好み焼き「くう」の基本情報

引用元:http://www.kuu-okonomi.com/index.html
店舗名お好み焼き「くう」
運営会社株式会社db-direct
店舗数2店舗
設立2009年3月
資本金300万円
従業員数10名
※2020年時点
本社〒542-0083 大阪市中央区東心斎橋1-9-12

お好み焼き「くう」を運営している株式会社db-directについて紹介します。

株式会社db-directとは?

株式会社db-directは、大阪市東心斎橋に本社を構える飲食店本部です。

かつては、イタリアンやステーキのブランドも展開していましたが、2021年現在はお好み焼き「くう」のみを運営中です。

社員数や店舗数からもわかるとおり、決して規模が大きいわけではありません。

しかし、お好み焼き・たこ焼きなどの粉物点が多数軒を連ねる心斎橋にて10年以上営業を続けるのは、想像以上に難しいことです。

お好み焼きの味・適正価格・リピーターを獲得する接客など、さまざまな要素で高い基準を満たす必要があります。

株式会社db-directの店舗運営における方針は、「日本一手間をかけよう!」です。

株式会社db-direcは大阪中を食べ歩いて開発したレシピで、ていねいに焼いたお好み焼きを顧客に提供しています。

そして、誰でもレシピを再現できるようにしたうえで、全国的にフランチャイズ展開をしています。

お好み焼き「くう」フランチャイズの特徴や強み

強み

一般的に、お好み焼きやたこ焼きは安くておいしい料理です。

したがって、競合店に勝つためにはわかりやすい特徴やほかを圧倒するおいしさなどのメリットが必要とされます。

この章では、お好み焼き「くう」のメリット・特徴をフランチャイズ加盟店の立場から紹介します。

味に厳しい大阪で認められたおいしさ

冒頭でも触れたとおりですが、お好み焼き「くう」の最大の強みは、味にうるさいといわれるお好み焼きの本場大阪で、10年以上にもわたり営業を続けられていることです。

そのおいしさが具体的にわかるポイントを2点紹介します。

昼と夜とで異なる味

お好み焼き「くう」は、昼と夜とでたこやきの味付けを変えています。

多くの飲食店が連ねる心斎橋では、お酒を飲んだ後に〆の料理としてお好み焼きやたこ焼きを食べに来られるお客が多いため、出汁をふんだんに使用したあっさり目の味付けをしているそうです。

客層に合わせた細やかな気配りにより、顧客のニーズに応えています。

名称のとおりのふわふわ食感

看板メニューでもある「ふぉわふぉわ焼き」は、その名前のとおり口の中でとろけるほど柔らかいメニューです。

キャベツではなくネギを使用するなどお好み焼きとは一風異なる「ふぉわふぉわ焼き」は、株式会社db-directによって商標登録されています。

引用元:http://www.kuu-okonomi.com/menu.html

「日本一手間をかけよう!」というスローガンを、単なるキャッチコピーではなく実践されている様子がうかがえます。

開業資金は170万円~

お好み焼き「くう」には、3つの開業プランがあります。
そして、いずれのプランでもほかの飲食店と比較して低予算で開業可能です。

スクロールできます
テイクアウト専門店キッチンカー小規模店舗
開業資金170万円~170万円~265万円~
加盟金90万円90万円150万円
保証金25万円25万円40万円
厨房機器30万円~30万円~40万円~
研修費15万円~15万円~25万円~
広告宣伝費10万円~10万円~10万円~

既存店舗からの業態チェンジの方や、条件の整った居抜き物件で事業をスタートする方の場合は最小限の資金で事業をスタートできます。

一から事業をスタートする場合には、上記金額に加えて物件取得費・車両取得費・内外装費などがかかりますが、工夫次第で一般的な飲食店や居酒屋よりも開業費用を大きく軽減できるでしょう。

営業利益率の高さ

お好み焼き「くう」の魅力は、高い営業利益率が期待できる点も挙げられます。

営業利益率は売り上げによって変動する点に注意する必要はあるものの、本部では以下のようにシミュレーションしています。

スクロールできます
月間売上営業利益
テイクアウト専門店180万円 85.1万円(営業利益率47.3%)
キッチンカー283.6万円 111.7万円(営業利益率39%)

オーナー給与を営業利益の中から引いても、十分な利益が手元に残ります。
利益率の高さの大きな要因は人件費と原材料の安さです。

お好み焼き「くう」は、「日本一手間をかけるお好み焼き店」ではあるものの、お好み焼きはそもそも原価率のよい商品です。

さらに、お好み焼き「くう」では原価率のよい酒類を提供していることや、個々の商品の価格帯がやや高めであることも原価率低減につながっています。

人件費についても、提供するメニューの数が決して多くないことや、小規模店舗にすることで調理以外の手間を最小限に抑えていることなどから、負担を最小限に抑えられています。

イタリアンまで提供するバラエティー豊かなメニュー構成

お好み焼き「くう」は、一般的なお好み焼き店が提供するお好み焼き・たこ焼き・焼きそばなどのメニューのほかに、サラダ・酒類・鉄板焼きメニューなどを提供しています。

具体的なメニューは以下のとおりです。

  • トマトとアボカドのどろチーズ焼き
  • 厚切りベーコンとアスパラのソテー
  • ウニリゾット

洋風料理までメニューのバリエーションを広げており、顧客を飽きさせないメニュー構成となっています。
また、サラダメニューは客単価のアップにもつながるでしょう。

これらのメニューは、鉄板調理・もしくは生のまま提供が可能な物に限られているため、オペレーションに負荷をかけていない点もみのがせないポイントです。

お好み焼き「くう」フランチャイズの弱みはあるのか?

弱み

お好み焼き「くう」には、懸念されるポイントもあります。

飲食店フランチャイズは、多数のブランドがあるため、それぞれメリット・デメリットを比較しながら、ご自身のビジョンや志向にあった本部と契約するのが成功への近道です。

この章では、特に懸念される点を3点紹介します。

店舗数が減少中

お好み焼き「くう」は、近年フランチャイズ店の閉店があり、店舗数が5から2に減少しています。

それぞれの店舗がどのような事情で閉店に至ったのかについては公開されていないものの、これからお好み焼き「くう」に加盟する方にとっては懸念事項であるといえるでしょう。

フランチャイズ加盟店は、個々の店舗によって異なりますが、オススメの対処法は本部に十分な確認をすることです。

既存点の状況や撤退した店舗がどのような事情や理由で撤退したのかを確認して、納得してからフランチャイズ加盟を検討することでギャップを感じるリスクをあらかじめカバーできます。

Webサイト・SNSの更新状況に不安

お好み焼き「くう」では、競合店と比較するとあまりインターネットでの情報発信がされていません。

お好み焼き「くう」の情報量の少なさや検索をしてもなかなか本部のホームページにたどり着けない現状を考えると、ホームページからの集客には成功していないと考えられます。

本部がインターネットの対策をしっかりと取っている場合は、集客や販促において大きなアドバンテージを得ることができますが、お好み焼き「くう」に関してはあまり期待ができないでしょう。

したがって、もし開業する際には店舗独自でホームページを準備するか、SNSで積極的に情報発信をするなどをして集客に取り組む必要があります。

ファミリー層がターゲットから外れる可能性がある

既存店のイメージはどちらかといえば居酒屋に近い業態です。

ファミリー層をターゲットとしたいわゆるお好み焼き専門レストラン・テイクアウト専門店をイメージした際に、ギャップが生じる可能性があります。

その根拠は、既存店舗の以下の特徴です。

繁華街・歓楽街の立地

大阪の繁華街・歓楽街に位置しており、夜間にお酒を飲むための場所としての利用客が多いという特徴があります。

小型店メインであること

これまでの既存店やフランチャイズ加盟店は、大半が中規模以下の店舗です。
したがって、客席100名規模以上の大型店にチャレンジしたい方にはあまり適していないかもしれません。

営業時間

営業時間は、加盟店の裁量に任されているようです。
夜間から翌朝5時まで開業している店舗もあれば、午前中からオープンして19時に閉店するタイプの店舗もありました。

ただし、現状最も目立って活動しているのは夜間から翌朝にかけてオープンしているタイプの店舗です。
誤解が生じないように、立地面とあわせて開業時間の目安についても相談しましょう。

お好み焼きやたこ焼きの味は世代を問わず支持されているため、加盟時にターゲット層や集客の戦略立案を慎重におこないましょう。 

お好み焼き「くう」フランチャイズユーザーの評判・クチコミ

ユーザー口コミ

お好み焼き「くう」に関して、消費者がどのような感想・イメージを持っているのかを知るためには、インターネット上の書き込みが参考になります。

投稿されている口コミを2件紹介します。

看板メニューのふぉわふぉわ焼きは、テイクアウトメニューとしても人気の高い商品です。女性からの支持が多い点も特徴です。

素材にこだわっているというたこ焼きも、おいしいとの評判です。

クチコミの件数は決して多くなりませんが、本部が自負しているとおりお好み焼きやたこ焼きのおいしさについては、好意的な意見が多く投稿されています。

お好み焼き「くう」フランチャイズの将来性

お好み焼き「くう」は、2021年時点ではかなり大きな逆風下にあります。

最大の懸念点はコロナ禍です。
緊急事態宣言の発令などにより営業時間の短縮や酒類の提供ストップなどが要請されています。

さらに、ほかの飲食店でお酒を飲んだあとにお好み焼き「くう」のお好み焼きやたこ焼きを購入していた顧客も離れてしまっている状況です。

今後の行政・医療などによるコロナ対策によって状況が改善される可能性はあるものの、将来の見通しが不透明であることには違いありません。

反対に、最大の強みとして考えられるのが本場の心斎橋で10年以上も営業を続けてきた実績と、お好み焼きやたこ焼きのおいしさです。

巣ごもり需要などによりテイクアウトやデリバリーの需要は高まっているため、インターネット上などでうまくブランディングできれば、ランチやおやつ用としてのテイクアウト需要は掘り起こせるのではないかと思われます。

あるいは、フランチャイズ加盟店がノウハウやレシピをうまく活用して、出店エリアにてテイクアウトの需要を開拓できる可能性も十分にあります。

不透明な部分があるのは事実ですが、高い商品力をいかに生かせるかがポイントになるでしょう。

まとめ

お好み焼き「くう」は、大阪市中央区心斎橋発祥のお好み焼き専門店です。

たこ焼きや焼きそばなどのいわゆる粉物だけでなく、サラダ・リゾット・酒類など幅広いドリンクに対応しています。

2021年時点では、感染症対策により思いどおりに営業できていない状況ではあるものの、商品力や利益率など飲食店としてのポテンシャルが非常に高いブランドです。

ただし、コロナ禍をはじめとした逆風状況であるのも事実です。
メリットをうまく生かすには、懸念点や疑問点を事前にクリアにしなくてはなりません。

お好み焼き「くう」に興味のある方は、フランチャイズ加盟説明会にて詳細を確認されることをオススメします。

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