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焼きたて食パン専門店「一本堂」FCのクチコミや評判|運営会社の株式会社 IFCとは?

「朝食は食パン」という方が増えています。

米食の場合は副菜の用意が必要ですが、パン食はそのまま手軽に食べることができるので、忙しい朝には重宝します。

特に単身世帯では、米食派よりパン食派が増えているようです。

総務省統計局の「家計調査」によると、1世帯当たりのパンの支出額は米の支出額を上回っており、年々上昇傾向が続いています。

この流れに着目して創業されたのが、焼きたて食パン専門店の「一本堂(いっぽんどう)」です。

食パンのフランチャイズでは、「一本堂」「乃が美」「銀座に志かわ」が3大チェーンと言われています。

スクロールできます
ブランド創業ブランドの傾向販売スタイル店舗数
一本堂 2013年大阪 親しみやすさ重視 1斤での販売 130店舗
乃が美 2013年大阪 高級路線 2斤での販売 241店舗
銀座に志かわ 2018年東京 高級路線 2斤での販売 38店舗
「乃が美」は現在加盟店の募集は行っておりません。(※2021年10月現在)

ここではこの「一本堂」のフランチャイズについて、特徴と強み、弱みと、ユーザーの評価やクチコミ、将来性についてくわしく紹介します。

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もくじ

焼きたて食パン専門店「一本堂」の基本情報

店舗名一本堂
運営会社IFC株式会社
店舗数130店
※2021年1月現在
創業2013年3月
設立2017年1月
資本金700万円
本社 東京都新宿区新宿1-13-1 大橋御苑駅ビル別館6階

IFC株式会社とは?

IFC株式会社は、焼きたて食パン専門店「一本堂」の運営とフランチャイズ事業を手掛ける会社です。

冒頭でも触れたとおり、1世帯当たりのパンの支出額は米の支出額を上回り、しかも年々上昇傾向が続いています。

IFC株式会社代表取締役の谷舗治也氏は、この変化にいち早く着目し、「パンは家ではなかなか焼けないから、街角ごとに専門店があって日常的に焼きたてを少しずつ買えたら」と考え、焼き立て食パン専門店「一本堂」を2013年3月に大阪で立ち上げました。

谷舗氏は、元々飲食中心にフランチャイズビジネスのコンサルティングを行っていたため、設備投資費が大きく、食品ロスが出やすいベーカリービジネスの問題点に着目していました。

それらを解消することができたら、フランチャイズとして成り立つと考え、扱うのは食パンだけに集中することにしたのです。

その後も試行錯誤を繰り返し、オリジナル粉を使用して、手作業部分を少なくすることで、製パン経験が浅くても開業できる仕組みをつくり上げ、創業から5ヶ月後にフランチャイズ事業をスタートさせました。

今では130店舗出店を達成し、食パン専門店のFCとしては、同じく大阪創業の「乃が美」241店舗に次ぐ、業界2位の規模となっています。

今後は200店舗まで拡大する計画なので、これからも期待できる企業です。

焼きたて食パン専門店「一本堂」フランチャイズの特徴や強み

強み

「一本堂」の強みは4つあります。

  1. 毎日食べ続けられる味と価格であること
  2. きめ細かなサービスでリピーターを獲得できること
  3. 省スペース省コストで開店可能なこと
  4. 2週間で習得できる技術と開店までのフローがあること

それぞれ詳しく紹介します。

毎日食べ続けられる味と価格

「一本堂」は毎日食べても飽きない、食事として毎日食べたいと思われるパンづくりにこだわっています。

毎日食べても飽きないパンとは、トーストにしても、サンドウィッチにしても美味しいパンです。

代表取締役の谷舗治也氏は「バターたっぷりで高級な食パンを毎日食べる気はしないし、2、3日も置いておけば購入時の感動がなくなってしまう。
一本堂食パンは毎日食べても飽きない配合です。
そこには特にこだわりなどないですが、あるとすれば、両側を最後にして真ん中から食べてね、ということでしょうか」

引用元:https://allabout.co.jp/gm/gc/454722/3/

と語っています。

「一本堂」の食パンは、1斤の立方体です。この形は耳で覆うことで、内側の水分量を保ちやすく、翌日以降に食べても乾燥しにくいようになっています。

多くの高級食パン専門店は2斤での販売が多い中、一本堂は冷凍せずに食べきれるサイズの1斤にこだわっています。

しかも1斤290円からという価格帯は、日常食として買いやすいものとなっています。

きめ細かなサービスでリピーター獲得

毎日消費される食パンは鮮度が命です。

「一本堂」は「いつも焼きたての食パンを提供する」という戦略で、店舗ごとに店先には焼き上がり時間を明記しています。

ユーザーはこの焼き上がり時間に合わせて、お目当てのパンを買いに来るのです。

また、谷舗治也氏は「平成のお米屋さんを目指している」と言います。

時代の変化でお米を買う人は減ったかもしれないけれども、それでも生き残っているお米屋さんはあります。

谷舗治也氏は以下のように語っています。

「そこにはきめ細やかなサービスがあるんです。
産地別の玄米を、八分づき、など、精米の度合いを選べたりする。食パン専門店ではそれは食パンをどのくらいの厚さで何枚切りにする、ということなんだと思いますよ」

引用元:https://allabout.co.jp/gm/gc/454722/3/

「一本堂」ではユーザーの好みに応じてパンをスライスして提供しています。

このようなきめ細かなサービスによって、地域のお客様に広く支持されて、リピーターを生み出しています。

省スペース省コストで開店可能

「一本堂」では食パンだけに集中することで、省スペース、省コストでの出店が可能になっています。

一般的なパン屋を開店する場合、惣菜パンを作るための調理場や電子レンジ、揚げパンを作るためのフライヤーなど、設備費だけでも1,500万円以上必要になります。

そして作業スペースも展示・販売スペースも広さが必要になります。

一方で食パンだけの「一本堂」の場合は、オーブン、ミキサー、発酵機、成形機があれば十分なので、設備費は1/3の500万円ほどで十分です。しかも、作業スペース、展示・販売スペースも広さは必要ありません。

そのため省スペース物件で、省コスト出店が可能なため、投資回収が早く、安定して高い収益を得ることが期待できます。

2週間で習得できる技術と開店までのフロー

「一本堂」を開店するために、パン職人としての経験は一切必要ありません。

お店を出すために覚えなければいけないのは、食パンの作り方だけです。

そのためパン作りの初心者であっても、2週間で覚えられるようプログラムされています。

開店までのフローで重要視しているのが、この製パン研修です。

食パン作りの基本となるのが生地のこね方で、研修では生地のこね具合を、講師がマンツーマンで徹底的に指導します。

安定した生地のこね方さえマスターできれば、メニューがどれだけ増えても問題ありません。

基本はすべて同じなので、後はレーズンやチーズなど、様々な食材を混ぜ込むだけでよく、難しい技術は必要ないのです。

開店までのフロー

STEP
資料ダウンロード・説明会の予約
STEP
明会/個別面談に参加

説明会・個別面談・店舗見学も随時開催

【説明会の主な内容】

  • 食パンの市場□行列ができる理由
  • 先輩オーナー事例
  • 研修内容
  • 開業費用
  • 仕事の流れ・収入
  • 失敗談
STEP
FC契約締結

契約内容に双方合意の上でFC契約を締結

STEP
出店立地・融資準備

住宅街立地でもOK・少人数で省コスト運営を検討
提携税理士による融資ノウハウ支援

STEP
開業研修 

調理未経験でも約2週間で食パン作りを習得
※約2週間

STEP
プレオープン/開業

開業イベントの実施指導
開業時には本部の製パン技術者(SV)が常駐してサポート

FC加盟契約

契約タイプ フランチャイズ契約
契約期間 5年間 
※以降3年ごとに無料更新
ロイヤリティ 月売上の3%
※ただし上限5.5万円(税込)
引用元:https://entrenet.jp/dplan/0002066/

収益モデル例

◆平均的な店舗の場合

月売上 190万円
原材料費85万円
月利益 105万円

◆好調な店舗の場合

月売上 350万円
材料費 150万円
人件費 25万円
月利益 175万円
※共に厨房設備500万円/夫婦2名/稼働25日の場合
引用元:https://entrenet.jp/dplan/0002066/

開業資金

開業資金総額目安 1135万円 〜 1551万円
自己資金の目安 300万円

焼きたて食パン専門店「一本堂」フランチャイズの弱みはあるのか?

弱み

フランチャイズを検討する際には、リスクや弱みについて考えることも重要です。

「一本堂」のリスクは、近隣の立地に競合店が出店する可能性がある事です。

食パン専門店は2019年に出店ピークを迎え、今や全国に競合の専門店が多くあります。今後も多くの出店が見込まれます。

スーパーマーケット内で焼き上げるベーカリーも競合になるため、これらがいつ近隣に出店するかは予測できません。

しかもお客様は移り気なので、今売れていても、常に飽きさせない工夫や、リピートしたくなる接客など、総合的な店の魅力を磨き続けていないと、競合の出店で一気に暗転する可能性を秘めています。

このリスクは全ての業種でも言えることなので、リスク回避のためには、しっかりとしたファンづくりを行うことが大切です。

焼きたて食パン専門店「一本堂」FC加盟者の評判・クチコミ

加盟者口コミ

フランチャイズ加盟店の評判・クチコミを調べてみると、オープンから長蛇の列ができ、多くの方たちから喜ばれて、好調に売上げを伸ばしているオーナーが多いようです。

特にリピーターが増えてくるにつれて、楽しさが出て、やりがいがあるという声が目立っています。オーナーの声を一例紹介します。

食パン作りは、大変だけど、すごく楽しい!

緊急事態宣言の影響を受けず地域に貢献!

◆開店早々からほぼ毎日完売。

研修は実際の店舗で2週間実施。人生初の食パン作りで楽しさに開眼しました。開業後は秒刻みでタイマー音に追われて食パンを焼き続けています。開店時から多くの種類を並べたいので、毎朝3時には始業しますが、早起きして頑張った努力は必ず売上に反映されて、今も常連のお客様が拡大中です。

◆テイクアウトや中食ニーズ対応で地域貢献。

緊急事態宣言時も当店は売上に影響を受けませんでしたが、お客様から「貴重な外出の機会に、いつもの一本堂に立ち寄れて良かった!」「家族が通勤・通学できなくなり、食パンの減りが早くなって…」という声を聞くたび、もっと地域を力強く支える存在になりたいと思う毎日です。

引用元:https://entrenet.jp/0000153589/senpai.html

焼きたて食パン専門店「一本堂」フランチャイズユーザーの評判・クチコミ

ユーザー口コミ

特に、焼きたてや、限定商品が買えた時は、SNS上に多くの投稿が目立っています。やはりリピーターが多いのもうなづけます。

いつも行列のパン屋さん、本日は並びなし。

しかも店頭には「プレーン焼きたて」の張り紙が。

前から気になっていた食パンなので、一斤購入。

お値段280円(税込)ってかなり良心的。

「スライスしますか?」って尋ねられてちょっとびっくり。

焼きたてってスライスできないと思っていたので。

「6枚までならスライスできますよ」と言われたので6枚切をお願い。

お会計を済ませると数名の並びが発生。

タイミングが良かった。

帰宅して、お皿に乗せようと袋から出す時点でもう、ふんわりモッチリが指先から伝わる。

肌理の細かい上質なパン。

我が家の貧相なおかずでも、ちゃんとしたお料理に格上げされたような錯覚に陥る。

~普段あまり食パンを食べないので、食パンに詳しくないのだが、この価格でこの美味しさはとってもお値打ち。

引用元:https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132304/13183037/dtlrvwlst/B419323584/

店舗限定や季節限定メニューは毎回SNS上でも話題になり、今秋は石巻あけぼの店の限定メニュー「恋する大人のマロングラッセ」が、スィーツ並みに美味しいと話題になっています。

2021年4月からTBS金曜ドラマ「リコカツ」とのコラボ商品「一本堂 ヨーグルト食パン」1斤 460円(税込)が発売されましたが、こちらもSNS上で話題となって注目されました。

焼きたて食パン専門店「一本堂」フランチャイズの将来性

市場性

  1. 1世帯当たりのパンの支出額は米の支出額を上回っており、年々上昇傾向が続いている
  2. 少子高齢化が進み、個食が増えたことで、朝食は準備が簡単で手軽に食べやすいパン派が確実に増えている

上記2点から、食パン専門店の需要はこれからも期待できるでしょう。

ユーザーのニーズ

ユーザーのユーズとしては健康志向があります。

「一本堂」では、持病などでパンをあまり食べられない人や、食事制限がある人に対しても嬉しい“高機能食パン”の開発にも取り組んでいます。

高機能食パン”シリーズとは?
医食同源をコンセプトに、毎日の食事で手軽に栄養を摂ることを目的とした「一本堂」の人気シリーズのこと。

高機能食パン”シリーズは、『低糖質食パン』や乳酸菌配合の『乳酸菌食パン』、雑穀を配合した『The「穀」食パン』、鉄分補給ができる『鉄食パン』などを発売しています。

このように「一本堂」は市場性の追い風に加え、ユーザーのニーズを満たす開発力があるので、将来性は間違いありません。

しっかり地域のファンを獲得して、リピーターづくりができれば、楽しくやりがいがあって、安定した売上げを確保できるフランチャイズと言えます。

まとめ

ここまで「一本堂」の基本情報と特徴、ユーザーの評判やクチコミなどを紹介しました。

空前の食パンブームにより、昔では考えられなかった1000円以上する高級食パンも飛ぶように売れる時代です。

「 一本堂 」に興味を持たれた方は、一度説明会に参加してみることをオススメします。

また、一本堂以外にもフランチャイズを募集している食パン専門店はあります。
自分に合うフランチャイズを見つける為にも、視野にいれてみるといいでしょう。

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