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バーガーキングFCのクチコミや評判|運営会社の株式会社ビーケージャパンホールディングスと株式会社バーガーキングジャパンとは?

バーガーキングは、世界第2位の規模を誇る大手フランチャイズチェーンです。

日本ではあまり出店が進んでいませんでしたが、2019年以降出店ペースが急成長しています。

世界的な企業が、国内で市場拡大を図っているタイミングは、加盟店にとって大きなチャンスになりえます。

国内でのブランド認知度の高まりに比例して店舗の収益を高められるためです。
出店可能エリアが多く残っていることも追い風になるでしょう。

この記事では、以下の情報を中心に掲載しています。

  • バーガーキングの基本情報
  • バーガーキングの強みや特徴
  • 本部の方針や加盟店・店長の口コミ・評判

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もくじ

バーガーキングの基本情報

引用元:https://image.itmedia.co.jp/l/im/business/articles/2103/26/l_bk_newlogo_w340.jpg
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店舗名バーガーキング
運営会社株式会社ビーケージャパンホールディングス/株式会社バーガーキングジャパン
店舗数123店舗
※2021年5月時点
設立2017 年 08 月
資本金1億円
従業員数約210名(株式会社バーガーキングジャパン)

 バーガーキングの運営企業について、詳しくみていきましょう。

株式会社ビーケージャパンホールディングスと株式会社バーガーキングジャパンとは?

バーガーキングの本社は、アメリカのフロリダ州にあります。

バーガーキング社は、現地のキャピタル会社などと包括フランチャイズ契約を結び、運営委託する契約形態をとっています。

そして、日本でバーガーキングの運営を任されているのが、株式会社ビーケージャパンホールディングスと株式会社バーガーキングジャパンです。

両社は、以下のように業務の範囲を区分しています。

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株式会社ビーケージャパンホールディングスバーガーキングの企画・商品開発・広告展開
株式会社バーガーキングジャパンバーガーキングの店舗運営の管理

バーガーキングは、1990年代から日本に上陸していました。
しかし、日本での運営会社がうまく機能せずに事業規模を拡大できない状態が続いていました。

現在、こうして仕組みが整ったことで、バーガーキングは積極的な出店攻勢を計画しています。

そして、その店舗拡大の仕組みとして、フランチャイズ契約が採用されています。

バーガーキングフランチャイズの特徴や強み

強み

バーガーキングには、他の飲食店フランチャイズと異なる強み・特徴があります。

特徴や強みを理解すれば、加入時にブランドに対して強い愛着をもてるでしょう。
また、出店計画やキャンペーン企画をする際には、強みを生かした企画立案ができるはずです。

この章では、メリットとなりうるポイントを5点解説いたします。

日本での出店攻勢が期待される

バーガーキングには、強大な資本やブランド力があります。したがって、日本の国内でも急成長する可能性が大いにあります。

海外での事例を見てみましょう。

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 拡大前店舗数拡大後店舗数
中国90店舗(2011年)900店舗(2017年)
ブラジル140店舗(2011年)700店舗(2017年)
ロシア40店舗(2012年)527店舗(2017年)

韓国においても1年間で60店舗をオープンさせるなどにより、短期間で380店舗まで店舗数を増やした実績があります。

バーガーキングジャパンには、日本マクドナルドやスターバックス・ジャパンの事業を担ったメンバーが含まれており、海外事例のような急拡大がおこるチャンスが十分にあります。

また、店舗数増加による認知度向上は、既存店にとってもプラス材料です(2020年度既存店ベースの売上4.1%増・2021年1~4月2桁成長)

世界的な知名度が高い

バーガーキングでは、世界100か国以上にて17,800店舗を誇るメガチェーンです。

したがって、外国人観光客に対して高い訴求効果が期待できます。
あるいは、海外に渡航した際に現地でバーガーキングを食べてファンになった日本人もいるでしょう。

世界がグローバル化し、多くの外国人観光客が日本を訪れる時代になりました。

外国人観光客にとって珍しい日本食が好まれるのも事実ですが、彼らにとって馴染みある店舗も集客が見込めるでしょう。

また、バーガーキングは他のフランチャイズチェーンと比較すると熱意のあるファンが多いという特徴もあります。

欧米の方にとって馴染みのあるブランドといえばsubwayやマクドナルドなどがありますが、ファンの熱意という点では優位性があるかもしれません。

ハイクオリティなハンバーガー

引用元:https://www.burgerking.co.jp/#/menuDetail

バーガーキングの品質面におけるアイデンティティは、100%ビーフを直火焼きで提供していることです。
牛肉ならではの旨味を存分に味わいたい方からの強い支持を集めています。

また、健康面・安全面に関しても高い配慮を見せています。

  • 野菜増量のオーダーに対応
  • お肉の代わりに植物由来たんぱく質を原料としたメニューの開発
  • 合成着色料・香料・保存料などを含まない商品の開発・提供

これらの商品をリリースすることで、ハイクオリティなブランドイメージを創出しています。

価格面においても、マクドナルドが高級路線に舵を切ったことなどにより、競合他社との価格差は縮まっています。

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バーガーキング
(ワッパー)
マクドナルド
(倍ビッグマック)
モスバーガー
(ダブルモスバーガー)
価格490円490円520円
※バーガーキングは、基準となるメニューがボリュームメニューなので、近いサイズの商品と比較しています。

独自性のあるプロモーション

引用元:https://grapee.jp/786704

バーガーキングは、独創的なプロモーションをする企業として知られています。

例えばイギリスでは、マクドナルドのビックマックと自社のハンバーガーの大きさを比較して、優位性をアピールしました。

日本国内でも、競合店撤退時に「私たちの勝ち」とも読めるメッセージを店頭に出し、大きな話題を呼びました。

このような大手企業にあまり見られないプロモーションは、特に若い世代にウケています。

元々のバーガーキングのメイン客層は40代前後でしたが、近年は10代・20代の顧客が増えています。

3タイプの出店形態が選べる

バーガーキングは、出店エリアの物件やニーズの状況によって3つのタイプを選択できます。

  • インストア
    駅前などの繁華街の集客をメインとする店舗
  • ドライブスルー
    車での来店やドライブスルーの持ち帰りを想定した郊外型店舗
  • ショッピングモール
    大型ショッピングモール内やフードコート内の店舗

タイプによって、それぞれ出店の条件(近隣の住民の人口や店舗の広さなど)が定められています。

根拠にもとづいた条件を満たしたうえで出店できるため、物件の選択ミスのリスク低減にもつながるでしょう。

バーガーキングフランチャイズの弱みはあるのか?

弱み

続いて、バーガーキングをフランチャイズ経営する場合にデメリットになりうるポイントを4点解説します。

ここで紹介するポイントをデメリットやリスクだと感じなければ、加入を前向きに検討しても問題ないでしょう。

加入基準が厳しい

バーガーキングのフランチャイズに加盟するには、以下の基準を満たさなくてはなりません。

  1. 3年以上実績のある法人であること
  2. 直近3期分の決算報告書と登記簿謄本を本部に提出すること
  3. フランチャイズ運営の責任者を1名選任すること
  4. 加盟前研修を受講すること
  5. 本部面談に合格すること

①の基準によって、バーガーキングでは個人事業主や独立したばかりの方には加盟できないという条件になっています。

事業でいくつかの実績があり、更なる拡大を目指す企業向けのフランチャイズといえるでしょう。

コスト負担が大きい

バーガーキングのフランチャイズ契約は、加入時・運営時ともにコストがかかるビジネスです。

加盟時にかかる費用

項目費用
加盟金25,000ドル  
※2021年6月のレートで約277万円
物件取得費・インストア 180万円~
・ドライブイン 200万円~
・フードコート 120万円~
原材料取引保証金300万円
出店手数料25万円
設計管理料180万円
内外装費3,500万円
備品費用(調理小物・棚など)100万円
合計約6,000万円~   

運営にかかる費用(1か月あたり)

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項目費用
ロイヤリティ売上の5.5%     
人件費(平均)2,125,000円
配送費(平均)297,500円
光熱費(平均)340,000円
賃料(平均)680,000円
広告宣伝負担金売上の4.0%
システム利用料(一律)20,000円
消耗品・衛生管理費など425,000円
原材料原価売上の約35%
※モデルケースでは、月850万の売上の場合原材料合計297.5万円・諸経費合計467.5万円と計算されています。
この試算では、償却前の1月あたりの利益が85万円となっています。

割引キャンペーンが多い

バーガーキングでは、毎週のように割引セールがおこなわれています。
安く商品を購入できることは顧客にとってはメリットですが、頻度が高いため低下で商品が売れにくくなるリスクにつながります。

若年層の顧客が増えていることや日本ではまだ認知度が低いことなどがその背景にはあるのかもしれませんが、施策として成功するか否かを冷静に判断する必要があります。

競合が多い

競合が多いこともネックになりえます。

特に、マクドナルド・ケンタッキーフライドチキン・ロッテリアなどは、テレビCMなどでの露出も多いため、ブランド力を構築するうえでハンデキャップになる可能性があります。

競合が多いことは、ショッピングモールの出店の際にもデメリットになりえます。
当然ながら、出店するショッピングセンター内に既にハンバーガーチェーンが存在していると、集客が分散されてしまうためです。

バーガーキングFC加盟者の評判・クチコミ

加盟者口コミ

バーガーキングの本格的なフランチャイズ展開がまだスタートして間もないことや、加入者を法人に限定していることなどの理由から、バーガーキング加盟者の口コミ・お声はまだ発信されていません。

そのかわりに、オープンの雰囲気をつかんでいただくため、店長や本部担当者のお声をご紹介します。

立ち上げのタイミングでお店に参加し、スタッフも学生ばかり。だからスタッフも含めて色紙に「こうなりたい!」という目標を書いてもらって、バックヤードに飾っているんです。少しずつスタッフの成長が見られて、新店をつくっていく面白さを感じています。

引用元:https://employment.en-japan.com/desc_1058701/

株式会社バーガーキングジャパンの運営方針に沿って、活気のある店づくりがおこなわれています。

フランチャイズ加盟をすると、本部での研修や運営サポートなどを受けられます。

バーガーキングは日本にまだ約100店舗しかありませんし、経営資源もだいぶん限られています。また競合に比べて組織としての経験値も低いぶん、「ワンチーム」としての意識を高く持っています。「お客様に喜んで頂きたい」という共通ゴールが各部門に浸透しているからこそ、部門間で信頼関係が醸成されており、いい結果につながっているんだと考えております。

 引用元:https://www.wantedly.com/companies/company_9979414/post_articles/220730

世界的第2位の規模であるにもかかわらず、バーガーキングは挑戦者のスタンスで事業に取り組まれています。

各店長が裁量を持ち、店舗にとっての最適を目指すことで、バーガーキングのブランド力を高めるという考え方で運営されています。

スタッフ一人ひとりがフロンティア精神をもって事業に取り組まれている様子は、まさに事業が急拡大する直前、といった印象です。

バーガーキングフランチャイズユーザーの評判・クチコミ

ユーザー口コミ

一般の消費者がバーガーキングに対してどのように発言しているのかについてもチェックしておきましょう。

バーガーキングはコアなファンが多く、頻繁に通うといった口コミが散見されます。

中には「毎日行ってしまいそうだから、金曜日をバーガーキングの日と決めている」といった書き込みもありました。

バーガーキングのコストパフォーマンスも概ね好評です。
そして、クーポンを積極的に使用している消費者はやはり多いようです。

アメリカ人をはじめ、外国の方々を店内で多く見かけるとの声もあります。
世界的に有名なフランチャイズだからこそ見られる傾向です。

カロリーやボリューム感に関して「大きすぎてびっくりした」との声もありますが、ジュニアサイズ(レギュラーサイズの半分程度のサイズ)もあるため、より広くブランドが浸透すればさらに高評価が定着するのではないでしょうか。

バーガーキングフランチャイズの将来性

バーガーキングは、2019年に新体制が発足し、今まさに規模を拡大している真っ只中です。
2021年中に30~50店舗の拡大を予定しています。

また、バーガーキングの出店攻勢において追い風になっているのが、デリバリーニーズの拡大です。
2020年以降の巣ごもり需要の影響で、ウーバーイーツをはじめとしたデリバリー需要が拡大しています。

デリバリーの場合、手数料などを考慮すると低価格帯のものよりも高級路線の方が満足度が高まりやすいという特徴があります。

つまり、競合他社よりもデリバリーとの親和性が強いことです。

フランチャイズの加盟基準が比較的厳しいことから、急拡大を見せることはないかもしれませんが、バーガーキングは将来的に着実に規模を拡大することが予想されます。

まとめ

バーガーキングは、マクドナルドとのライバル関係にある大手ハンバーガーチェーンです。

これまで、日本ではあまり出店数が伸びませんでしたが、今規模の拡大を図っています。

バーガーキングのポテンシャルは高いです。なぜなら、ハンバーガー自体の人気が高く、メニューに独自性がありコスパに優れていることからです。

条件を満たしている企業の経営者・担当者の方は、まず説明会にて詳しい情報を得てみてはいかがでしょうか?

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