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天下一品FCのクチコミや評判|運営会社の株式会社天一食品商事とは?

天下一品は、こってりした味付けが特徴のラーメンチェーン店です。

多店舗展開が難しいといわれるラーメン店フランチャイズにて、200店舗以上もの店舗を全国に出店しています。

熱狂的なファンが多いことでも知られています。ご自身で天下一品の味を作って多くの人に提供したいと思われる方も多いのではないでしょうか?

この記事は、天下一品にてフランチャイズ加盟を検討している方に向けて、主に以下の情報をご案内します。

  • 天下一品の概要
  • 天下一品の特徴・強み
  • フランチャイズ加盟店オーナーの口コミ

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もくじ

天下一品の基本情報

引用元:http://www.w101.jp/y/owner3-2.htm
店舗名天下一品
運営会社株式会社天一食品商事
店舗数235店舗
※2021年7月現在
設立1981年11月
資本金1,000万円
従業員数95名
本社滋賀県大津市大江八丁目字池ノ内78番地3

 早速、天下一品を運営する株式会社天一食品商事の概要をご紹介いたします。

株式会社天一食品商事とは?

株式会社天一食品商事が展開する「天下一品」のブランドは、1981年にスタートしました。
1軒の屋台からスタートした天下一品は、初日はたったの11杯しか売上がなかったそうです。

その後、京都市内で口コミなどを中心に話題が広がるようになり、少しずつ京都の有名ラーメン店としての知名度を高めていきます。

当初、創業者の木村氏は店舗を増やす考えはなかったそうですが、爆発的に人気が高まり京都を代表するラーメン店に成長しました。

こってりした味付け、低価格、積極的なCM展開など「天下一品」ならではのカラーを全面に押しだし、多くのファンを魅了している企業です。

天下一品フランチャイズの特徴や強み

強み

飲食業界の中でラーメン店は、最も厳しい戦いが繰り広げられている業態の一つです。

厳しい業界を勝ち抜くためには、ご自身がフランチャイズ本部のことを把握して、強みを生かした運営を考えることが重要です。

この章では、天下一品の特徴や強みをフランチャイズ加盟店の視点からご紹介します。

スープの個性が際立っている

引用元:https://www.kyoto-chishin.com/shoku/shokuchishinblog/toromi/79662.html

天下一品フランチャイズのラーメンは、個性がとても際立っています。

「こってり」を追求した天下一品のラーメンは、「スープがもはや液体とは思えない」と形容されるほどです(あっさり味のメニューもあります)。

そして、非常に重要なことはこのこってりしたスープの熱狂的なファンが多数存在することです。

天下一品本部は、このスープの味付けや濃厚さを「ほかのラーメン店ではまねできない」と自信をもって断言しています。

万が一他のブランドにまねをされたとしても、これまでの長年の実績により、天下一品の味付けや特徴はファンの心にしっかりと刻み込まれています。

一言に集約すると、「ブランド力」ということになると思いますが、天下一品でしか実現できない味が存在することはなによりの強みです。

国際観光都市の京都を代表するラーメン

「47都道府県すべてにご当地ラーメンが存在する」といわれるほど、日本はラーメン大国です。
そして、天下一品は京都のご当地ラーメンとしてしばしばマスコミやメディアで紹介されています。

日本の「ラーメン」はアメリカやアジア諸国を中心にグローバル規模で人気を高めており、ラーメンはインバウンド需要が非常に高い商品です。

天下一品はさらに「京都」のブランドイメージを持っているため、これらをうまく活用すれば外国人観光客を数多く集客できる見込みがあります。
また、日本国内においても同様です。

「天下一品」の看板を掲げていると、全国のご当地ラーメンを食べ比べたり、ラーメン店を食べ比べたりしているラーメンファンを集客しやすいでしょう。

本部・創業者の熱意が強い

天下一品は、創業者である木村社長の思いや意向が強く反映されているブランドです。
そして、木村社長はFC店の出店に対してもご自身の子どものように接している経営者です。

木村氏は、「加盟店に損をさせるわけにはいかない」としばしばおっしゃっています。
ご自身が屋台の運営時代に苦労をされた分、関係者には苦労をさせたくないのだそうです。

そのような強い思いから、ときには出店店舗に対して意見されることもあるそうです。

いずれにせよ、創業者である木村氏の熱い思いによって天下一品のブランドは全国に200を超える店舗を持つブランドに成長しました。

天下一品フランチャイズの弱みはあるのか?

弱み

 メリットに続いて、天下一品の弱みとなり得る部分について確認しておきましょう。

強みと弱みを比較しながら、可能性や勝算を冷静に分析することが重要です。

ターゲット層が限られる

「こってり」メニューは天下一品の代名詞ともいえます。そしてそのファンの中心は、20~60代の男性です。

天下一品のファンの間では「あっさり」味も人気ですが、世間的にはこってり味の印象が強いため、現在のファン層をいかに広げるかが重要なポイントになります。

なお、「こってり」のイメージを追求する手段もありますが、その場合は以下のリスクを考えなくてはなりません。

  • 既存のファンが高齢化によって離反する
  • 健康志向に逆行しており、ファンの来店頻度を増やせない

幸い、天下一品では各店のオーナーの裁量が大きいフランチャイズ店であるため、方向性の調整は可能です。

運営する際に、どのような客層に向けてどのような商品を販売するのかを明確にすることが重要です。

店舗ごとに味・サービスにバラつきがある

天下一品のファンの間で、店舗によって味やサービスにバラつきがあるといわれています。
その理由は、フランチャイズが商品の提供方法に関して店舗の裁量を認めているためです。

オーナーにとっては、裁量が得られるのはメリットでもありますが、ブランド力という店ではマイナスに作用することがあります。

同じ看板を掲げているにもかかわらず店舗ごとに味が異なるという風に認知されると、せっかくのブランドのファンを集客しづらくなるためです。

しかも、「天下一品」への思いが強いファンほど、味の違いに関してはシビアです。

自由が認められているとはいえ、スープをはじめとした原材料の大半はセントラルキッチンで作られます。

したがって、個人で開業する際のように味付けが全く定まらないというリスクを追うことはありません。

しかし、「天下一品」のブランドを最大限に活用したいと考えている方は、注意しておくべきポイントです。

情報が少ない

天下一品では、フランチャイズ募集に関しての情報を積極的に公開していません。

したがって、初期費用や運営シミュレーションなど、店舗運営をおこなうときに最も必要な情報を得るためには、フランチャイズ本部と直接コンタクトを取る必要があります。

特にまだ検討段階にある方にとって、フランチャイズ本部と直接コンタクトを取るのはとても勇気のいることでしょう。

ごく一部ではあるものの、強引にフランチャイズ加盟を迫る本部が存在するなど、フランチャイズ加盟に関してはリスクを心配する方もいます。

そのような方は、ご自身で数字の部分をシミュレーションしたり、他店と検討したりして一定の算段を得てから本部と連絡を取りたい方もいるはずです。

創業者である木村氏が、「無理に店舗を展開しない」との方針を公言されているため、上述のトラブルは考えにくいですが、得られる情報が少ないのは一つのリスクです。

天下一品FC加盟者の評判・クチコミ

加盟者口コミ

天下一品の加盟の是非を検討する際には、既存の加盟店の評判やクチコミが参考になります。

天下一品の場合は本部から公表されているフランチャイズ情報が少ないため、些細なことであっても一つひとつの情報の重要性は非常に高いです。

この章では、インターネット上のクチコミを1件ご紹介します。

大好きな天下一品の味を自分で誰かに提供したいと思いました。

でも自分に本当にフランチャイズ経営なんてできるのかと不安もありましたが、それでもしっかりと経営できたのは本部のおかげだと思います。

引用元:https://franchise-justnow.com/%E5%A4%A9%E4%B8%8B%E4%B8%80%E5%93%81-%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%81%AE%E5%8F%A3%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%BB%E8%A9%95%E5%88%A4/

個性が非常に強いラーメンであるがゆえに、加盟店の方も天下一品のファンであるケースが多いようです。

また、公表されているデータが存在する訳ではありませんが、天下一品の加盟店は法人オーナーの占める割合が多いはずです。

なぜなら、ラーメンは厨房機器や店舗の改装費用などが高額になりやすいためです。

のれん分け制度や社内独立制度などを設けて個人オーナーを増やしているフランチャイズチェーンもありますが、天下一品ではそのような制度も行われていないようです。

したがって、個人での開業を検討中の方はご自身で借り入れも含めてどの程度の費用を用意できるかという店と、初期費用や当初の運用費用がどの程度かかるのかということを冷静に計算しましょう。

天下一品フランチャイズユーザーの評判・クチコミ

ユーザー口コミ

続いて、天下一品に対する一般消費者のクチコミを確認しましょう。

天下一品は、200以上もの店舗が存在するにもかかわらず、全国の店舗で未だに行列を作るほどの人気を維持しています。

天下一品の一般消費者のイメージは「こってり」と「京都」です。
人を選ぶ分はありますが、ブランドが確立しているのは間違いありません。

天下一品では、ラーメンの宅配にも対応中です。

公式ホームページではオンライン販売にも対応するなど、時代にマッチした販売方法にも対応しています。

天下一品のファンは非常に多く、宅配やテイクアウトで商品を購入する方も少なくありません。ファンの熱量は高いため、既存ファン以外の層を取り込めたらよりいっそうの人気店になるでしょう。

天下一品フランチャイズの将来性

天下一品は、ブランドイメージがはっきりと定まっているラーメン店です。
それは、ラーメン店を運営するうえでは、間違いなく大きな強みとなっています。

というのも、フランチャイズ店で店舗数の多いラーメン店は、個性の強い店舗やカンバンメニューを持つ店舗が大半だからです。

  • 独自メニューが人気の店舗
    リンガーハット(ちゃんぽん・皿うどん)/王将(餃子)/大阪王将(餃子)
  • 圧倒的な安さを誇る店舗
    日高屋/スガキヤ/幸楽苑

オーソドックスなラーメンは、個人店に対抗できなかったり、味の再現性が難しかったりするなどの難しさがあります。
しかし、天下一品の場合はセントラルキッチンで作れる確かなブランド力を持った商品が存在します。

懸念点は、ラーメン店全体の店舗数が縮小傾向にあることです。
減少傾向の理由としては、コロナ禍の影響も考えられますが、それ以上に重要な要因はラーメン店の競争が激しいことです

特に近年は、他の飲食店がデフレ状態から徐々に脱却しつつあるなかで、低価格帯での競争を強いられている状況が続いています。

消費者心理としても、「ラーメン=庶民のもの」との感覚が強く、運営側が値上げには踏み切りにくい事情があります。

例えば、一皿1,500円のパスタはそれほど珍しくありませんが、同じ価格帯のラーメンはずいぶん高額な印象を受けるはずです。

ランチセットを提供するケースを考えても、ラーメンの場合チャーハンや餃子など原価コストのかかるメニューが定番です。

したがって、天下一品の加盟店として利益を上げていくためには、他店との競争に加えて業界としての難しさに対しても同時に対処していく必要があります。

まとめ

天下一品は、全国に多数のファンを持つラーメンフランチャイズです。

天下一品ほどのこってりした味付けは、少なくとも他のラーメンチェーン店は提供していません。

ただし、ラーメン店のフランチャイズ運営は難易度が高いことで知られています。
他店との競争が激しいことに加えて、デフレ圧力が強いためです。

また、天下一品に限っては既存ファン以外の取り込みができるか否かが重要なポイントになります。

例えば、既存ファンにはすでに人気の高いあっさり味の商品の認知度を高めたり、女性やシニア層を集客しやすい商品を開発しないと、どうしても限られたターゲットを相手とする商売を強いられます。

天下一品のフランチャイズ運営をご検討中の方は、説明会や本部への問い合わせから検討されてみてはいかがでしょうか?

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