
韓国のチキン商品が日本国内でも人気を集めています。
なかでも「おいしい」と評判のブランドがCRISPY CHICKEN n’ TOMATOです。
CRISPY CHICKEN n’ TOMATOは、既存の飲食店のシェアリングブランドサービスとしてメニューを提供する形をとっています。
日本国内での1号店は、2019年とごく最近ではあるものの、またたく間にユーザーの間デ話題になっています。2022年1月の時点で加盟店の数は、東京だけでも65店舗です。
この記事では、CRISPY CHICKEN n’ TOMATOについての以下の情報を解説します。
- CRISPY CHICKEN n’ TOMATOの概要
- CRISPY CHICKEN n’ TOMATOの強み・弱み
- 評判・クチコミ

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CRISPY CHICKEN n’ TOMATOの基本情報

店舗名 | CRISPY CHICKEN n’ TOMATO |
運営会社 | 株式会社E-MATE |
創業 | 2017年3月 |
設立 | 2019年12月 |
従業員数 | 50名(2021年12月時点) |
本社 | 〒169-0072東京都新宿区大久保2丁目2-12 VORT東新宿302 |
CRISPY CHICKEN n’ TOMATOを運営している株式会社EーMATEについて解説します。
株式会社E-MATEとは?
株式会社E-MATEは、東京都新宿区西新宿に本社を構える飲食事業者です。
さらに、創業して間もないこともあり、人材採用をはじめとした事業拡大策をとっています。
CRISPY CHICKEN n’ TOMATOは、2019年の初出店以降、SNSやメディアなどで話題を集め続けてきました。
ほかに、九州を拠点とするアイドルグループ「九州女子翼」とのコラボレーションをおこなうなど、韓国カルチャーに興味をもつ若い世代に向けてのプロモーションも積極的です。
株式会社E-MATEが展開する直営店は、対面販売+デリバリー。
フランチャイズ店に関しては、デリバリー用の商品提供という形で、CRISPY CHICKEN n’ TOMATOを展開しています。
CRISPY CHICKEN n’ TOMATOフランチャイズの特徴や強み

CRISPY CHICKEN n’ TOMATOは、すでに飲食店として事業をおこなっている店舗向けのブランドです。
話題性が高い
韓国チキンのブランド・商品は、日本国内にも少しずつ広がっています。
日本でからあげの持ち帰り専門店がブームとなっていることもあり、CRISPY CHICKEN n’ TOMATOの話題性は非常に大きいです。
近隣にCRISPY CHICKEN n’ TOMATOがオープンしていない場合は、地域の注目も高まることでしょう。
CRISPY CHICKEN n’ TOMATOは、デリバリー専門のメニューのみの提供ですが、運営店舗として本業の店舗の知名度が高まる可能性もあります。
世間からの注目度が極めて高い今だからこそ得られる、CRISPY CHICKEN n’ TOMATO加入に加入するメリットといえるでしょう。
店舗の売上を増やせる
CRISPY CHICKEN n’ TOMATOのデリバリーは、高利益率・高収入を見込めるブランドです。
どの程度の収益を上げられるのかは、エリアや状況によって異なりますが、株式会社E-MATEの資料にはいくつかの店舗の例が掲載されています。
売上 | 粗利 | |
店舗A | 約538万円 | 約161万円 |
店舗B | 約335万円 | 約100万円 |
店舗C | 約157万円 | 約47万円 |
店舗側に課せられる加盟条件は、飲食店として加盟前から営業をしていることとCRISPY CHICKEN n’ TOMATOのレシピを忠実に守ることのみです。
人員やスペースを増やすなどの必要なないため、大きなリスクを背負わずに収益の柱を一つ増やすことができます。
地域の顧客すべてが見込み顧客となる
デリバリー配達専門店ならではの特徴として、地域の顧客すべてを見込み顧客とできるという利点があります。
イートイン型の店舗では座席数の上限があるため、どんなに忙しくても売上には限界があります。
しかしデリバリーやテイクアウトは料理の提供さえ間に合わせられれば、オーダー数夜注文数の上限はありません。
顧客やメディアからの注目度が高い今、地域のご家庭すべてが見込み顧客となります。
スタート時の負担が少ない
CRISPY CHICKEN n’ TOMATOは、費用・手間の両面でスタート時の加盟店側の負担が少ないという特徴があります。
- 費用の負担
加盟金 | 50万円 |
保証金 | 35万円 |
ロイヤリティ | 5万円 |
セールスプロモーション費用 | 地域によって異なる |
- 契約後本部による研修があり、3~4週間後にサービス開始
初期費用については、本部の資料では1~2か月で回収可能と記載されています。
特に流行の変動の激しい分野においては、初期費用を早く回収して利益を積み上げていくことが重要であるため、早期に収益化を成功させて利益を得られる体制を整えることが重要です。
CRISPY CHICKEN n’ TOMATOフランチャイズの弱みはあるのか?

CRISPY CHICKEN n’ TOMATOには、弱みと考えられる部分もあります。
弱みを理解したうえでそれでもCRISPY CHICKEN n’ TOMATOに強い魅力が感じられるか、ほかのブランドの方がよく思えるのかは価値観次第です。
重要なことは、何も知らないまま契約をして契約後に公開をするのではなく、契約前に慎重な判断をすることです。
この章では、CRISPY CHICKEN n’ TOMATOの弱みとなりうるポイントについて解説します。
本部の体制に不安
日本でCRISPY CHICKEN n’ TOMATOのブランドを運営している株式会社E-MATEについて、公式な情報はほとんどなく資本金についても非公表です。
会社が創設されて間もないという理由があるのは事実ですが、企業のコーポレートサイト(ホームページ)が公開されていない状態です。
また、株式会社E-MATEの会社住所はSOHO事務所であり、大きな事務所を構えている企業というわけではありません。
アドオン型FCプランとしては初期費用が高め
株式会社E-MATEとフランチャイズ契約を結んで事業をスタートさせるためには、フランチャイズ加盟金50万円と保証金35万円が必要です。
フランチャイズ全般で考えれば、100万円以下の初期投資費用はむしろ低価格です。
しかし、既存の店舗に商品のラインナップをアドオンするタイプのFC契約では、契約料無料で対応しているブランドもあり比較すると高い印象になります。
平均1~2か月で初期費用を回収できると本部の資料にはありますが、それも絶対ではありません。
したがって、以下に該当される場合には、慎重に検討されることをオススメします。
- 初期費用の捻出が難しい
- できるだけ安くスタートできるフランチャイズ契約を探している
- CRISPY CHICKEN n’ TOMATOの商品力について疑問が残っている
2019年から2022年にかけてはCRISPY CHICKEN n’ TOMATOが話題を集めてきたことは事実であるため、費用対効果を冷静に考えることが重要です。
店舗数が増えると商圏が狭くなるリスクがある
株式会社E-MATEの資料には、配達エリアやテリトリー権(契約のエリアで独占的にブランドを使用する権利)についての記載がありません。
現在のCRISPY CHICKEN n’ TOMATOの店舗数の伸び方が非常に力強く、現状の店舗数の倍以上になる300店舗到達を目標としていることから、店舗数が急増することはほぼ間違いありません。
これまでは、利用者から「遠方なのにデリバリーしてもらえた」との声がありますが、店舗数が増えると顧客を同ブランドで棲み分けしなくてはならない状況が生まれる可能性があります。
CRISPY CHICKEN n’ TOMATOは配達のみであることから、接客やサービス内容によって差別化をはかることは不可能です。CRISPY CHICKEN n’ TOMATO同士で競合する場合、決め手となるのは配達エリアのみです。
記載されていないだけでテリトリー権やエリアについての明確な基準が設けられている可能性はあるため、疑問・不安を感じる方は説明会にて確認・相談をしましょう。
CRISPY CHICKEN n’ TOMATOフランチャイズユーザーの評判・クチコミ

CRISPY CHICKEN n’ TOMATOについて、一般消費者の評判・クチコミを紹介します。
CRISPY CHICKEN n’ TOMATOならではのおいしさ・ソースのバリエーションなどに魅了され、リピート利用しているユーザーが増えています。
店舗数が急増し、現時点でも全国の大半の都道府県をカバーしています。今後は地方都市においても店舗数が増えることが予想されます。
CRISPY CHICKEN n’ TOMATOは、ハーフサイズでも1,300円を超える価格設定です。
デリバリーの競合他社と比較しても強気の価格設定です。
上記のように、CRISPY CHICKEN n’ TOMATOは一般消費者から高く評価されています。
「サクサクした食感や重すぎない味わいが、若い世代を中心に支持されているようです。
CRISPY CHICKEN n’ TOMATOフランチャイズの将来性

CRISPY CHICKEN n’ TOMATOフランチャイズは、2019年の国内1号店出店後、順調に店舗数を増やしてきました。
価格設定については一般消費者から「高い」との声があるものの、話題性や品質が上回っている状況です。
デリバリー・テイクアウト専門店であるということが、WITHコロナの状況にもマッチしていました。
株式会社E-MATEが目標としている300店舗到達やさらなるブランドの発展のために必要とされるのは、認知度の向上やリピーターの獲得です。
ブランド普及にのためのポジティブ・ネガティブな要因を分けると、以下のようになります。
- おいしさが高く評価されている
- ファミリー層・シニア層などファン層を広げる余地が残っている
- 地方都市などを中心に出店の余地が多く残されている
- 競合他社よりも価格が高い
- 世界的な韓流ブームが後押しとなっているため、ブームが落ち着いた後に反響が悪くなるリスクがある
- 店舗数の増えたときに希少性が薄れる
要約すると、2022年1月時点では拡大の余地が大きい反面、ブランド価値が将来的に維持・向上させられるか否かが不透明であるということです。
まとめ
CRISPY CHICKEN n’ TOMATOは、韓国発のフライドチキンブランドです。
サクサクとした食感やフライドチキンにピッタリの鶏肉が他のブランドとの差別化となっており、若い世代を中心に人気を集めています。
また、CRISPY CHICKEN n’ TOMATOが出店攻勢を強めている要因として大きいのが、既存の飲食点にアドオンできる仕組みを取っていることです。
初期費用として、加盟金50万円・保証金35万円が必要ですが、フランチャイズ契約で新規出店をするよりもはるかに少ない経費で新たなブランドをもつことができます。
CRISPY CHICKEN n’ TOMATOを運営する株式会社E-MATEは、スタートアップ段階ということもあり、フランチャイズ契約に関する情報はそれほど多くありません。
だからこそ、資料集めを中心とした準備が重要な意味をもちます。
CRISPY CHICKEN n’ TOMATOに興味をおもちの方は、資料請求や加盟説明会の参加により情報を集めたうえで、加盟の検討をしてください。